剪紙といえば、中国ではすでに1000年も前から 行われており、世界のきり紙の中でも最も 古い歴史を持つものでしょう。 今日では中国のきり紙全般を意味し、 民間工芸として 世界にも広く知られるように なりました。そして中国の民衆の生活の中に深く 溶け込んでいます。 日本のきり紙も古くは中国からの伝承による ものと思われます。 きりがみは民間の伝承芸術として、観賞、 あるいは装飾用として定着したものと思われます。 ヨーロッパのきり紙は、鳥や花、人々をモチーフと した左右対称、あるいは放射線状を基本とした シンブルな模様が多く、中にはシルエット風の ものもあり、各地方地方の特色があります。 光沢のある黒い紙をべ一スに、美しい色彩感覚が 生かされ、ハサミを使うきり紙が多く、素朴な 味わいがあります。 日本での「切り絵」の歴史は浅く、その前身である 「きりがみ」は古い時代から伝承され、いまも 日本各地方に数多く残され日本独自の造形と 表現の美しさをもっています。 そのほとんどは神事、仏事の際に使われる祭事用 ですが、他に正月の飾り紙、七タの飾り紙、縁日の 回り燈籠、子供の色紙細工や障子の弓き手の 切り透しなど。また伊勢型紙、京の型友禅。沖縄の 紅型などの染の型紙、その他数多くの美術工芸や 民芸品の中にも伝承されています。 ■「切り絵」についてに →続く ★切る為の下絵素材集 |
中国の剪紙
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